沖縄というとどんな仕事をしているのか想像がつきにくいかもしれません。偏見といえば偏見なのですが、多くの方が観光業が多いとか、英語を使う仕事が多いとか、なんとなくでも人が優しいから暮らせるとか思っているのではないでしょうか。
実際には皆さんと同じような仕事して普通に暮らしていますよ。確かに観光業は多いでしょうね、観光県ですし、実際に年間通して多くの観光客がお見えになりますし。なんとなく人が優しいから暮らせるというのもあながち間違いではないですが、それは首都圏の都心部に比べると生活費が安いからというのが理由です。その分、賃金は低いと思います。その辺りはいわゆる地方と同じです。人は確かに優しい人が多いですけどね。
問題は、実際に英語を使う仕事が多いかということですが、確かに米軍基地がありますから、基地で働く人は話せた方がいいでしょうね。その周辺にもアメリカ人が多く住んでいるので、基地周辺で商売をするには英語が話せた方がいいでしょう。実際、沖縄基地問題でよく聞く、沖縄市、北谷町、うるま市、嘉手納町、北中城村などは軽い英会話を出来るという人は実際に多かったりします。
基地周辺以外では英語が必要ない仕事はたくさんあります。なので、特に必要はありませんが、これからの国際化を考えれば、沖縄だからということに限らず、英語を話せた方がいいでしょうね。県内にも小さいお子さんから通える英会話学校(沖縄県豊見城市)があります。小さいお子さんをお持ちの沖縄県民であれば、ぜひ、国際化に向けて英会話を学習させるといいのではないでしょうか。基地周辺の人が簡単な英語を話せるのは、勉強をしたからというよりもそういう環境だったからだといいます。やはり大事なのは環境なのです。
以上、沖縄のお仕事に対する誤ったイメージが修正され、正しく理解されれば幸いです。
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